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開放感があり、屋外ならではの雰囲気を楽しめるテラス席。飲食店やホテル、商業施設など、さまざまな場所で活用されています。一方で、テラス席は気温や風などの影響を受けやすいため、季節に応じた空間づくりが欠かせません。そこで今回のコラムでは、これから迎える冬を前に、今から考えておきたい「テラス席の寒さ対策」についてご紹介します。
「寒くてテラス席を利用してもらえない」「せっかく設けた屋外スペースを十分に活用できない」といった状況を防ぐためにも、冬本番を迎える前から準備を進めておきましょう。
冬のテラス席で寒さを感じやすい理由

屋外の寒さ対策は、室内での対策とは前提が異なります。室内ではエアコンなどによって暖めた空気を空間内にとどめることができます。一方、壁や天井のない屋外では、暖めた空気が周囲へと逃げてしまいます。さらに、風がある場所では体の熱も奪われやすく、実際の気温よりも寒く感じることがあります。そのため、屋外の寒さ対策では「暖房能力が大きい機器を置けばよい」と考えるのではなく、利用する場所や人数、風の影響などを踏まえながら、複数の対策を組み合わせることが重要です。
テラス席の寒さ対策① 風を防ぐ
冬場は、冷たい風が直接体に当たることで寒さを感じやすくなります。パーティションやスクリーンなどを活用し、冷たい風が直接当たりにくい環境をつくることが大切です。
テラス席の寒さ対策② ブランケットなどを活用する
ブランケットや座面用のクッションなども、比較的取り入れやすい寒さ対策です。暖房機だけですべての寒さを解消しようとするのではなく、こうしたアイテムを組み合わせることで、利用者が寒さを感じにくい環境づくりにつながります。
テラス席の寒さ対策③ 屋外暖房機を設置する
冬のテラス席を継続的に活用する場合に検討したいのが、屋外暖房機の設置です。屋外暖房機には、電気を使用するタイプや、LPガス・都市ガスなどを燃料とするタイプがあります。熱源によって暖め方に違いがあるほか、機器ごとに設置に必要な設備や条件も異なります。
例えば、電気式の屋外暖房機には、遠赤外線を利用して人や物に直接熱を伝えるタイプがあります。空気そのものを暖める方式とは異なるため、暖めた空気が逃げやすい屋外でも暖かさを届けやすいのが特徴です。また、床置きタイプのほか、壁面や天井などに取り付けられる製品もあり、テラス席の広さやレイアウトに合わせて設置方法を検討できます。
一方、LPガスシリンダー(容器)を使用するガス式暖房機は、都市ガスのような導管を必要とせず、電源設備の有無にも左右されにくいことが特徴です。比較的自由度の高い設置が可能で、テラス席やイベント会場など、さまざまな屋外空間で活用されています。ただし、LPガスシリンダーの設置場所や燃料供給、周囲の可燃物との距離など、安全に使用するための条件を事前に確認する必要があります。
屋外暖房機は「熱源」と「設置場所」から考える
屋外暖房機を選ぶ際は、暖房能力だけでなく、「その場所に設置できるか」という視点も重要です。例えば電気式の場合は、使用する製品に対応した電源を確保する必要があります。製品によって100Vや200Vなど必要な電源・電源容量が異なり、既存の電気設備で対応できない場合には、新たな電源工事が必要になることもあります。また、壁面や天井に取り付けるタイプでは、電源だけでなく、取付場所や下地、周囲との離隔距離なども確認する必要があります。
一方、LPガス式は、都市ガスのような導管を必要とせず、電源設備の有無にも左右されにくいため、設置条件に応じてさまざまな屋外空間で活用できます。ただし、燃焼を伴うため、使用場所の換気状況や可燃物との離隔など、製品の仕様や関係する安全基準に沿って使用することが重要です。また、LPガスシリンダーを安全に設置できるスペースや、機器へのLPガスの供給方法について確認する必要があります。
そのため、単純に「電気式とLPガス式のどちらが暖かいか」だけで選ぶのではなく、
- 電気式:必要な電源容量、コンセント・配線、取付場所、離隔距離など
- LPガス式:LPガスシリンダー・供給設備の設置場所、換気、離隔距離など
を確認したうえで、テラスの広さやレイアウト、暖めたい範囲に適した方式を検討することが大切です。

冬も屋外空間を有効活用するために
テラス席などの屋外空間は、季節によって利用状況が大きく変わります。特に冬場は寒さが利用を妨げる要因になりますが、風への対策やブランケット、屋外暖房機などを組み合わせることで、寒い季節にも利用しやすい環境をつくることができます。そして、寒さ対策は「寒くなってから」ではなく、冬本番を迎える前から準備しておくことも大切です。
フジガスでは、LPガスの供給だけでなく、屋外空間の価値を高める電気式・ガス式のさまざまな屋外暖房機を取り扱っています。なかでも電気式・ガス式のパラソルヒーターは、専用倉庫に800台以上のレンタル機を保有しており、寒さが厳しくなる時期にはご依頼が集中します。寒さが厳しくなる時期に備え、早めに寒さ対策をご検討いただくことをおすすめします。フジガスの屋外暖房機はこちらをご覧ください。
次回のコラムでは、フジガスが取り扱う屋外暖房機にはどのような種類があるのか、それぞれの特徴や選び方について詳しくご紹介します。