LP ガス容器再検査をカーボンオフセット 九州高圧へのカーボンオフセットコンサルティングとカーボン・クレジットの販売について
2023.08.01
導入事例
プレスリリース

 富士瓦斯株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社⻑:津田 維一 以下「フジガス」)は、九州高圧株式会社(本社:鹿児島県南九州市、代表取締役社⻑:山田 拓也 以下「九州高圧」)とカーボンオフセットに関するコンサルティング及び、カーボン・クレジットの導⼊に合意いたしました。


 フジガスは、2021 年 11 月より「フジガス・カーボンニュートラル LP ガス(FCN-LPG)」(※1)の販売を行ってきましたが、LP ガス事業者以外からもカーボンオフセットに関する相談が増えてきたこともあり、各種カーボン・クレジットの調達手配からカーボンオフセット、さらにプロモーションサポートまでをトータルで支援するカーボンオフセットコンサルティングを開始しました。


 九州高圧から、LP ガス容器再検査の作業工程から配送に至るまでに排出される CO2 のカーボンオフセットと環境価値取引の“地産地消”の要望があり、九州高圧本社所在地の鹿児島県が独自に運営するカーボンオフセット「かごしまエコファンド」(※2)の導⼊支援及び、日本の法令に準拠した「J-クレジット」の調達を実施しました。
 九州高圧では、上記クレジットを活用した「カーボンニュートラル容器再検査(CN 容器再検査)」を、LP ガス事業者へ販売開始します。これは業界でも先進的な取り組みとなります。初年度は、「CN 容器再検査」の販売を年間 20t-CO2 分(LP ガス容器再検査約 4,000 本分)に限定しますが、将来的には全検査本数のカーボンオフセットを目指します。

 フジガスは今後も、カーボン・クレジットの開発から発行に関わる煩雑な事務手続きや、公共・民間企業とのカーボン・クレジット創出までをサポートするワンストップサービス、「フジガス・カーボンニュートラル プラットフォーム(FCN プラットフォーム)」(※3)を提供し、カーボンニュートラル実現に向け積極的に取り組む企業を支援してまいります。

「CN 容器再検査」を受けた LP ガス容器に貼付されるステッカー


※1 フジガス・カーボンニュートラル LP ガス(FCN-LPG):
国産のカーボン・クレジットなどを活用したフジガスのオリジナル商品。


※2 かごしまエコファンド:
県内の企業等の自発的な CO2 排出削減を促進するため、どうしても削減できない CO2について森林整備による CO2 吸収量による埋め合わせを行うカーボンオフセットを推進する取り組み。
kagoshima-ecofund.jp/


※3 フジガス・カーボンニュートラル プラットフォーム(FCN プラットフォーム):
カーボン・クレジットの開発から発行に関わる煩雑な事務手続き、公共・民間企業とのカーボン・クレジット創出までをサポートするワンストップサービス。
www.fujigas.com/main/fcn/


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〈本件に関するお問い合わせ先〉
富士瓦斯株式会社
経営企画本部 営業企画部 担当:小林・鈴木
TEL:03-3305-3711 mail: cnlpg@fujigas.com

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