フジガスにおけるCO2削減の取り組みと今後の活動について
2022.04.06
お知らせ

富士瓦斯株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長 津田 維一、以下「フジガス」)はこの度、2022年度中に自社にて使用するLPガスの燃焼時に発生する温室効果ガスを全量カーボンオフセットします。

2022年3月より当社が本社・事業所などで使用するLPガスを、世界遺産「富士山」を有する山梨県のやまなし県有林活用温暖化対策プロジェクトにより創出したオフセット・クレジット(J-VER)(※1)を用いたFCN-LPG『富士山LPG』(※2)にすべて切り替えることで年間30tのCO2排出量実質ゼロを実現します。

当社は、温対法(※3)に基づく報告を義務付けられている企業様をはじめ、首都圏に限らず全国の当社提携ガス会社様よりFCN-LPGについて日々お問合わせをいただいております。
この度J-クレジット制度(※4)における「クレジット管理用口座」を取得し、国内の森林由来等カーボンクレジットを活用したFCN-LPGの販売を推進していくとともに、今後はLPガス業界が直面するカーボンニュートラル化対応のノウハウを蓄積し、これを全国の当社提携ガス会社様をはじめとする皆様に提供し業界内のカーボンニュートラル化を更に拡大すべく積極的に活動して参ります。

※1:環境省のオフセット・クレジット(J-VER)制度に基づいて発行される、国内における自主的な温室効果ガス排出削減・吸収プロジェクトから生じた排出削減・吸収量を指す。信頼性の高い国産のクレジットとしてカーボンオフセットに用いることが出来る。

※2:フジガス・カーボンニュートラルLPガスの略称。LPガスの消費(燃焼)において発生する温室効果ガスについて、カーボンクレジットを用いてオフセットした当社オリジナルの商品。特に山梨県有林産のカーボンクレジットにてオフセットしたものを『富士山LPG』と呼ぶ。

※3:地球温暖化対策推進法の略称。温室効果ガスを相当程度多く排出する者(特定排出者)に、自らの温室効果ガスの排出量を算定し国に報告することを義務付けている。

※4:省エネルギー設備の導入や再生可能エネルギーの利用によるCO2等の排出削減量や、適切な森林管理によるCO2等の吸収量を「クレジット」として国が認証する制度。本制度は、国内クレジット制度とオフセット・クレジット(J-VER)制度が発展的に統合した制度で、国により運営されている。

本件に関するお問い合わせ先
富士瓦斯株式会社
経営管理部
担当 萩尾・鈴木
TEL 03-3305-3711
e-mail cnlpg@fujigas.com

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